The Tokyo Korean Christian Church in Japan
悲しむ人々は、幸いです (その4 完結編)
神様は、愛の方です。
ですから、神様は思いやりをもって私たちを痛みから隔離した避難所には置かれません。
一見矛盾したことのように聞こえます。
意地悪をされているように思えるかも知れません。
しかし、これこそが私たちが神様の真の息子、娘である証拠です。
天の父は、私たちと深く親しく交わることを望まれます。
私たちは、困難を通してより深く、より親しく天の父の中に入っていきます。
そしてみ霊は、より深く私たちの中に入って来られます。
「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように~
彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。」(ヨハネ17.21)
と祈られたイエス様の祈りが実現されます。
私たちが神様の中に、神様が私たちの中におられることがはっきりしてきます。
苦しみ悲しみは、イエス様と共にそこを通るとき神様からの「贈り物」に変わります。
「あるべきでない」と思っていたものが、「恵み」へと変わるのです。
苦しみ悲しみを持ってイエス様の前に出てゆくとき、
主は、圧倒的な恵みをもってそれを
「神の国の平安」と「神の国の満たし」に変えてくださいます。
「わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」(ヨハネ14.6)
そのようにして多くのキリスト者が神の国に入って行きました。
苦難を通して私たちは、鍛えられ成長もしますがそれはあくまでもご褒美(ほうび)です。
真の祝福は、私たちが神様の真の息子、娘にされ神様の中に住むことです。
神様と一緒に生活するとゆうことです。
そこは昔、聖人たちが生活した「天の都」です。「聖人たちの人生」です。
これこそがイエス様の言った「目のさめるような祝福」です。
私たちは皆、昔聖人たちが暮した「神の国」へと招かれています。
私たちが苦しみ悲しむとき、自分の心の中心にあったものを手放すときです。
そのようにして私たちは、本当の自分へと引き渡されてゆきます。
そのことに不安がないと言えば嘘になります。
しかし、神様は、聖書の最初から最後まで「恐れるな」(マタイ28.10)と言われます。
「愛するイエス様。
私の内に清い心を創造し、
新しく確かな霊を授けてください。」(詩篇51.10)
(完)
(あとがき)
「悲しむ人々は、幸いです」を読んでくださってありがとうございます。
これは、私の証とお勧めです。書きながら途中で挫折しそうになりました。
内容があまりに重たいから…。
でも8月17日の呉 大植 牧師の「福音に忠実であれ!」とのメッセージに励まされ
また、読んでくださる「あなた」に励まされ
また、直接励ましの言葉を掛けてくださったあなたに励まされ
最後まで書くことができました。
最後まで読んでくださったあなたに、心から本当にありがとう。シャローム
[ Total : 967 ]
[ 29 / 33 ]
▲TOP
〒162-0827 東京都新宿区若宮町24 東京教会
24 Wakamiya-cho, Shinjuku-ku, Tokyo, 162-0827, Japan
Tel: 03-3260-8891 Fax: 03-3268-6130
(C) The Tokyo Korean Christian Church in Japan Ministries. All rights reserved.