The Tokyo Korean Christian Church in Japan
苦しみと出会うとき
「天の国は次のようにたとえられる。畑に宝が隠されている。
見つけた人は、そのまま隠しておき、喜びながら帰り、
持ち物をすっかり売り払って、その畑を買う。」マタイ 13:44
私たちは、神の国の畑で宝物を見つけました。
それは、天の父の愛です。神の国の平安です。
しかし、
問題は、その後です。
イエス様は、「持ち物をすっかり売り払って、」と言われます。
私たちは、天の宝を完全に自分のものとするために、
「持ち物をすっかり売り払って、」つまり
私たちがこの世で両手にしっかり握り締めているものを手放すよういわれています。
私たちは、
できることならこの世の宝物と神の国の宝物の両方を手にしたいと思っています。
しかし、聖書はそれはできないとはっきり言い切ります。
この世の宝物は、魅力的で甘美です。
しかし、
私たちは、すでに神の国の宝物を知っています。
この宝物なしには、生きてゆけないことも知っています。
私たちの人生は、
神の国の宝物を完全に手にするために、
この世の宝物を売り払う長い旅の途中にいます。
そして、
神の国の宝物を見つけたということは、
それを探す旅にすでに出発したとゆうことです。
私たちの両手は、この世の宝物をしっかりと握り締めています。
自分の力では、この握りこぶしを開くことはできません。
執着がとても強いのです。
そんな私たちに、
天の父は、試練とゆう訓練を通して、
私たちの手が開けるように招かれます。
キリスト者が試練と出会うときそれは、苦しみと出会うときです。
彼は、それを神様の前に引きずって行きます。
そのとき、天の父は、苦しみに勝る神の国の平安を与えてくださいます。
そして、
私たちは、深く天の父の中に入り、
み霊は、深く私たちの中に入られます。
主の臨在に覆われみ国の平安に包まれます。
このとき、
苦しみは、天の父と私たちが深く交わる為のプレゼントだったと心が悟ります。
神の国の平安は、世界中のお金持が大金を出してでも手に入れたいと望んでいるものです。
しかし、
これは、たとい全世界を手に入れても、お金では買えないものです。
神の国の民に与えられた神の国の特権です。
このようにして、
私たちは、少しずつこの世の執着から解放され神の国の自由を手にしてゆきます。
このようにして、
私たちは、両手に堅く握り締めたこの世の宝物を手放してゆきます。
そして、
やがて、
「神の国の畑を買う」ことができるようになると私たちは信じています。
ポイントをもう一度確認しましょう。
苦しみは、自分ひとりで立ち向かっては「決して」いけません。
心が傷つき、砕け散るだけです。
苦しみは、神様の前に引きずってゆくのです。
つまり、
祈りの中に引きずってゆくことです。
そのとき私たちは、
苦しみがいつの間にか素敵なプレゼントに変わっていることに気づきます。
21世紀の今、私たちの人生の中で出会う神様の奇跡です。感謝です。
追伸、読んでくださるあなたに心から本当に「ありがとう」。
これを書きながら私は、あなたと「心の冒険の旅」に出ています。
そこで私たちは、イエス様と出会うことができます。
読んでくださるあなたと一緒だからできる不思議な旅です。感謝です。シャローム
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