The Tokyo Korean Christian Church in Japan
私たちの間(あいだ)を通るかた
「み霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。」
ガラテヤ 5:22~23 (新改訳)
私たちは、努力してみ霊の実を実らせようとしますが、
私たちの力では、果実を実らせるどころか枯れさせてしまいます。
この実は、私たちが神様を愛する結果として聖霊様が実らせてくださるものですから、
自分自身には、この実がどこまで熟しているかなかなかわかりません。
この「み霊の実」は、誰が食べるのでしょうか ?。
神様でしょうか ?。
自分自身でしょうか ?。
いいえ、
この実は、すべての人々、すべての兄弟姉妹と分ち合うために実るのです。
それぞれに実った果実を差し出し合い、分ち合い、共に食するのです。
私は、東京教会に来てから 多くの人々からこの実を頂きました。
私たちは、み霊の実を共に分ち合い、食しながら、
イエス様が種を蒔き、栄養を与え、成長させてくださったその実を心から味わうのです。
私たちは、その味わいの中に確かにイエス様のみ手の痕跡を知り、
天の父の愛を味わい、母親のような聖霊様の優しさをたんのうするのです。
こうして私たちは、心の中で優しい主の臨在を味わいます。
その時、神様は、私たちの間(あいだ)を歩かれます。
兄弟姉妹の間を神様は、好まれて、涼しい風が吹き抜けるように通られます。
「わたしはあなたたちのうちを巡り歩き、
あなたたちの神となり、あなたたちはわたしの民となる。」 レビ記26.12
神様は、私たちのうちを隠れて歩まれる方です。
神様は、「そよ風」のようにあちらこちらを不意に訪れ、
私たちは、神様が歩かれるときの「そよ風」のささやきを心で感じます。
そのところで神様は、私たちに語りかけてくださり、
そのようにして私たちと関わられます。
私たちの神様は、み顔を隠した神様です。
「まことにあなたは御自分を隠される神
イスラエルの神よ、あなたは救いを与えられる」 イザヤ45.15
私たちは、神様をそのお顔を見るようには、語れません。
ただ私たちは、神様が歩まれたその「そよ風のささやき」を分ち合うことができます。
神様に生かされている自分自身を語り、それを差し出し合うことができます。
教会は、神様が好まれて歩まれるところです。
そこで私たちは、心の手で触れ、心の目で見て、心の耳で聞いて、
私たちの間を通られる神様と親しく交わるのです。
「アバ、父よ」とか、「天のおとうさま」とか、「アボジよ」とか、いろいろです。
今も昔も、親子の関係に決まった型など無いのですから…。 シャローム
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