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欲望から希望へ (2009クリスマスカンタータPhoto添付)


クリスマスの夜
私たちは、心からイエス様のご降誕を感謝しました。
賛美の中で私たちは、神様と共に息をし鼓動しました。


私たちは、欲望から希望へとゆっくり方向を変えるよう招かれています。
欲望は、この世のあらゆるもの、具体的なものを求めますが、
希望は、はるかに広く豊かな、心の奥深いものをもとめます。

私たちは、この世の執着を捨て、心の解放へと時間をかけて招かれます。
この道は、イエス様か招かれる「光の道」です。

人生の歩みの中で私たちは、方向転換を余儀なくされます。
願っていたことを断念したり、
目標を変えざるおえなくなったりします。
恋人や友達、または家族を失ったり、
人間関係が崩れていったりします。
そんなとき、
私たちの心を波立たせる欲望の流れとは別の、
清らかなすがすがしい希望とゆう流れのあることに気づかされます。

自分の人生の価値は、何を成したか、何を行ったかとゆうことでなく、
人間関係でもなく、自分の悟りの深さで決まるものでもないと気づくとき、
私たちを受け入れて下さっている、私たちよりも遥かに大きな方への道に気づかされます。

私たちは、その方の前でどのような存在であったかとゆうことに心が開かれていきます。
私たちは、神様に愛されている神の子です。

歳を増すごとに私たちは、人生の神秘を理解し、
遥(はる)か彼方の光を感じるようになってきました。
そのとき、私たちを捕らえている過去への執着がなくなり、
又現在を過大視することもなくなってきます。
不安が消え、すべてを委ねようとする思いが大きくなり、
生と死の境界線も痛みなしに受け入れられそうになってきます。

イスラエル神殿にいたシメオン老人は、まさにこの彼方の光を見ていました。
そこに希望を抱いていました。

「エルサレムにシメオンという人がいた。
 この人は正しい人で信仰があつく、
 イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。
 そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。
 シメオンが”霊”に導かれて神殿の境内に入って来たとき、
 両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。
 シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。
 「主よ、今こそあなたは、お言葉どおりこの僕を安らかに去らせてくださいます。
 わたしはこの目であなたの救いを見たからです。
 これは万民のために整えてくださった救いで、
 異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。」 ルカ2.25~32

幼子を腕に抱きしめたシメオン老人は、私たちに笑顔で語りかけています。
「老いて死ぬことは、イエス様と共に希望の光に向かうことなんだよ」と。

「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、
その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」創世記2.7
神様は、私たちを塵だけで人を造られたわけではなく、
ご自分の息を吹き込んでくださったのです。
天の父の息で私たちは、生きる者とされたのです。

私たちは、キリストと出会いました。
私たちは、その偉大な光の中で生きることを学びました。
そして、その光が将来もそこにあるだろうかなどと心配しません。
キリストの中で来世について懐疑的に思うこともなくなるのです。

実際に2千年ほど前に、エルサレムの城壁の外で神様が死んだのです。
ここに慰めと希望のみなもとがあるとゆうことを
私たちは、決して忘れません。  シャローム


■첨부파일 : cantata2009_00.jpg
  
 
 
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